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NASAコスプレ見学記

こんにちは、札幌オフィスの林慎子です。

今年5月のちょっと変わったアメリカ旅行の話をします。旅行といっても滞在は3日間、目的地はテキサス州ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターだけ、そしてちょっと変わっているのは夫とふたりでコスプレで過ごしたことです。

    

宇宙飛行士の制服をご存知ですか?ワッペンがたくさんついた青い「つなぎ」で、ブルースーツと呼ばれています。ヒューストンではブルースーツを着て日本人宇宙飛行士の姿でNASAを見学したのです。アメリカはロシアと並ぶ宇宙大国。かつて月まで行ったアポロ宇宙船の実物を見て、月の石に触れ、人類初の月面着陸を指揮した管制室にも立って感激しました。

    

    

しかしふたりして宇宙飛行士の姿ですから、他の見学者からは「宇宙飛行士ですか?」と尋ねられます、もちろん「宇宙飛行士ファンなの、残念ながら本物じゃ無いのよ」と応えましたが、わたしの英語力では小学生の女の子には通じません。「次のミッションはいつですか?」とキラキラした眼で聞かれたりして、なんだか申し訳ない気分になりました。いっぽうで、わたしと夫が道を歩いていたら、NASAの技術者だという男性が車を停めて「一緒に写真を撮ろう」と声をかけてくれ、「JAXA(日本の宇宙機関)のみなさんはとても優秀だよ」と言われると、なんだか誇らしくもなりました。いや、わたしはJAXA関係者では無いのだけど。

最終日はサプライズがありました。スペースシャトルのシミュレータを見学し、トイレに行った夫を待っていたら、慌てたようすで戻ってきて、カメラを持つと一緒に来るように言っています。「大変だ、アポロサーティーンに声かけられた!」何を言っているかわかりません。夫についてゆくと、高齢の男性が笑みを浮かべています。「アポロ13」という映画をご存知でしょうか。月へ向かう宇宙船が、酸素タンク爆発の事故で絶体絶命の危機に見舞われますが、奇跡的に地球に帰還した実話です。夫の姿を見て「きみは日本の宇宙飛行士かい?」と声をかけてくれたのが、そのアポロ13号に乗っていた本物の宇宙飛行士でした。「アポロのあとは、スペースシャトルのテストパイロットを務めて、それから民間に移ったんだ。日本の三菱重工と仕事をしたこともあったよ」と気さくに話してくださり、握手。旅行の前に映画をみたばかりだったので、張本人との出会いに大変びっくりしました。コスプレの奇跡と呼びたくなる出来事で旅行が終わりました。

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